昨年度、宮崎県内の児童相談所が対応した児童虐待に関する相談件数は、2019件で、過去最多となりました。
県によりますと、昨年度、県内3つの児童相談所が対応した児童虐待に関する相談件数は、前の年度より176件多い2019件と過去最多となりました。
内訳は、言葉による脅しや極端な無視などの心理的虐待が1119件と最も多く、次いで、殴る蹴るなどの身体的虐待が511件。また、育児放棄が364件となっています。
県は、今後、子育て世帯や子どもなどへ一体的に相談支援を行う「子ども家庭センター」の設置を市町村に促し、県全体の児童虐待防止体制の強化を図っていくとしています。