中澤樹記者
「周南市のシンボル・工場夜景を眺めることができる場所に来ています。ここがいったいどんな場所かというと、このようにノートパソコンを持ち込むなどして、リモートワークができる場所です。私も原稿執筆がはかどりそうです!」

ことし3月から営業が始まった周南市のビル「パイン・ワン・クナイ」。9階にあるのは・・・26日オープンした「CROSS SPACE 紡(つむぎ)」です。

無料Wi―Fiが完備され、リモートワークや自習などに使うことができます。

また、集中して作業に取り組むことができるように、個室も用意されています。ほかにも、講演などにも対応するセミナールームもあり、新たなビジネスを生み出す拠点としても期待されています。

クナイホールディングス 九内庸志社長
「いろんなものが交差していくような、そういう意味合いを込めて、CROSSSPACE紡という名前にしました。いろんなビジネスチャンス、出会いの場を求めて交流する、そういったさまざまな意味を込めての活用をしていただければと思います」

1時間や1日ごとに料金を払うことで誰でも利用できるほか、月額1万1000円で、営業時間内に制限なく使うことのできる会員制もあります。このスペースを管理し、ビル内に本社を置くクナイホールディングスは、工場夜景を眺めることや市中心部にあることなどの立地の良さを売りにしていて、社会人や学生問わず利用してほしいとしています。