ペドフィリアの治療に取り組み「変われることを自分の姿通して伝えたい」
逮捕されたあと、弁護士を通じてペドフィリアの治療のことを知ったという。今は週1回、精神科に通院。ほかにも性依存症の自助グループのミーティングに参加したり、心理カウンセリングを受けたりして、治療に取り組んでいる。これまで23年間、加害行為はしていない。実名で取材を受ける理由をこう語った。
(加藤孝さん)
「治療によって加害への衝動は抑えられます。子どもに性加害をしている人やしてしまいそうな人に対して、加害をしないよう変われることを自分の姿を通して伝えたいです。病気だから仕方がないということは絶対にない。それが病気であっても、加害を繰り返さず、変わっていく責任が私にはあります」
(映像‘23「小児性犯罪~当事者たちの証言~」ディレクター 吉川元基)