宮城県内の警察官による柔道と剣道の大会が26日、仙台で開かれました。通常規模での開催は5年ぶりで、参加者が日頃の訓練で鍛えた技を競い合いました。

選手宣誓:
「警察官として正々堂々最後まで戦い抜くことを誓います」

大会には県内の警察署や県警本部、警察学校などからおよそ660人が出場し、男子は団体戦と個人戦、女子は個人戦のトーナメントで柔道と剣道の腕を競いました。

応援の家族も入場が許可されていて、声援やかけ声が飛び交う中、参加者は、それぞれのプライドをかけて熱い戦いを繰り広げていました。

男子柔道重量級優勝 県警察学校 後藤颯斗さん:
「どんな凶悪な犯罪にも、柔道の練習や優勝で培った経験というのは全ての勤務で活きてくると思うので、これからの勤務にも優勝した経験を忘れずに努めて参ります」

この大会は、毎年県警が開催していますが、新型コロナなどの影響で中止と規模縮小が続き、ことしは5年ぶりに通常開催となりました。