山梨県甲府市と甲斐市の高齢女性があわせて現金314万円をだましとられたことがわかりました。
県警によりますと25日午前9時45分ごろ甲府市に住む70代女性の自宅の固定電話に息子を騙る男から「電車に会社の書類と財布、携帯電話を置き忘れた」と電話がありました。
その後、駅の遺失物センターの職員を名乗る男から荷物が見つかったという電話があり、再度息子を騙る男から「契約に必要な会社の書類がすぐに受け取れず、契約が出来ずに困っている。すぐに300万円が必要」などと連絡がありました。
話を信じた女性はこの後、自宅を訪ねてきた息子の上司の甥を騙る男に現金180万円とキャッシュカード4枚を封筒にまとめて手渡し、口座からは現金110万円が引き落とされていたということです
また、甲斐市の80代の女性は24日に金融機関職員を騙る男からの「キャッシュカードが古くなっているようなので新しくする、暗証番号を教えてほしい」という電話を信じ、自宅を訪れた男にキャッシュカードを手渡し現金24万円を騙し取られました。