9月からのバス運賃値上げを決めた新潟交通についてお伝えします。
新潟市内の“均一区間”は50円の値上げで「260円」となり、利用者から様々な声が出ています。
なぜ今、値上げが必要なのでしょうか?新潟市から受けた2億5000万円野”緊急支援”についてはどう考えているのでしょうか?利用者の「なぜ?」を考えます。

【新潟交通 古川公一常務】
「持続可能な輸送サービスを提供していくためには、運賃改定による収支改善が必要と判断し、この度の申請を決定しました」

6月、新潟交通は9月からの乗り合いバス運賃の値上げを国に申請したと発表しました。
その後、7月28日に国土交通省北陸信越運輸局がこれを認可したと発表。新潟交通は9月1日の始発便から値上げすることになりました。新潟市内の“均一区間”で50円の値上げで、消費増税を伴わない値上げは14年ぶりとなります。

新潟交通の乗り合いバスは、ウイルス禍による利用者の減少と運転士不足を理由に、2020年11月から減便が相次いでいました。去年「このままでは大規模な減便の可能性がある」として、新潟市から2億5000万円の“緊急支援”を受けました。ただ、その後も3度減便。そして、今回の値上げ申請です。
【関根苑子キャスター】
「免許を持たない人や返納した人にとって欠かせないバス。値上げとなれば、どのような影響が出るでしょうか」
【西区・80代】
「50円っていうと今、馬鹿にできませんからね」
【西区・大学生】
「バス乗るのを考えようかなってなります。電車にしようかなって思っちゃうかもしれない」
【中央区・30代】
「仕方ないんじゃないですか。いろいろ値段も上がっているので」
【東区・60代】
Q利用したいという気持ちは薄れる?「ニュース見た時点で、なおさら、そういう気持ちが強くなりました」