市役所職員などを装った男からの電話を受け、指示に従ってATMを操作し、女性約100万円をだまし取られる特殊詐欺被害が、鳥取県鳥取市で発生しました。
鳥取県警によりますと、24日、鳥取市内に住む女性(60代)の自宅固定電話に、市役所保険年金課の職員を名乗る男(A)から電話があり、「払戻金がある。書類を送ったが、確認したか。今日が払戻しの期限で、ATMでも手続きが出来る。金融機関の担当者から電話がある」と言われました。
さらに金融機関のコールセンター職員名乗る別の男(B)から、電話で「手続きはATMで出来る。ATMに付いたら電話して欲しい。」と言われ、電話をつないだままATMに行き、男(B)の指示に従って、キャッシュカードを挿入し、ATM画面を操作。操作が終わると男(B)から「エラーで入金手続きが出来なかった。もう一度操作する必要がある。」と言われ、再び同じ操作をしました。
さらに男(B)から「磁気が弱くてエラーになった。他のカードはないか。」と聞かれ、一旦電話を切って明細を確認したところ、金を振り込んだことになっており、別の金融機関で残高確認をしたところ、他人名義の口座に約100万円を振り込んでいることがわかったということです。1回当たりの振り込み額は2回とも49万9102円でした。
二度三度と振り込ませようとする、悪質で貪欲な犯人像が浮かびます。
鳥取県警によりますと、今年に入ってからの特殊詐欺の被害認知件数と実質的被害額は、これで、36件、1億5527万円に上っており、去年の同じ時期に比べて大幅に増加しています。*2022年1月~7月 25件・4772万円
警察では
「ATMで還付金は受け取れません。『ATMに着いたら電話を。操作方法を教えます。」などは詐欺です。」と注意を呼び掛けています。














