先月29日からの大雨で甚大な被害を受けた山口市と美祢市に、県市町村振興協会から災害見舞金が贈られました。

災害見舞金は、先月29日からの大雨で山口市と美祢市に災害救助法が適用されたことを受け、宝くじの収益金を市町の支援などに活用する県市町村振興協会が贈ったものです。
国井益雄理事長から伊藤和貴山口市長に、500万円の目録が手渡されました。

山口市では、これまでに床上・床下浸水の被害が634件確認されています。

伊藤和貴山口市長「17億5500万円の被害が今発生している。しっかり災害復旧のために有効に活用させていただきたい」

同じく床上・床下浸水の被害が391件確認されるなど、甚大な被害を受けた美祢市にも災害見舞金500万円が交付されました。

県市町村振興協会・国井益雄理事長「(災害見舞金制度は)お互いの助け合いみたいな思いから出発しているので、有効に使ってほしい」

災害見舞金の交付は、2021年度に制度が創設されてから、初めてということです。