夏休み中の子どもたちが普段見られない施設や現場を見学しました。宮城県石巻市鮎川浜の魚市場では、氷をつくる工場の見学会が開かれ子どもたちがマイナス7度の氷の世界を体験しました。

石巻魚市場牡鹿売場の製氷冷凍工場で開かれた見学会には、石巻市や登米市から親子10人が参加し、水道水を流し込んで氷をつくる作業を体験しました。魚市場や船で使われる氷柱の重さは135キロ。最も氷を必要とするこの時期は、土日返上のフル生産で、1日当たり11トンをつくっています。25日は、氷を貯めておく貯氷室にも入りました。室内の温度はマイナス7度。あまりの寒さに上着を着る子もいるほどでした。

参加者:
「(貯氷室は)寒かった。氷を削ったり切ったりするところが楽しかった」
参加者:
「(貯氷室は)気持ちよかったです。普段だったら見られないところを見られてとても楽しかった」


この見学会は、地元の観光施設が、鮮度を保って水産物を流通させる技術を学んでもらおうと初めて企画したもので27日も開かれます。