建設業の魅力や役割を知ってもらおうと宮城県蔵王町で25日、児童や保護者らを対象にした建設現場の見学会が開かれました。

蔵王町で開かれた建設現場の見学会に参加したのは、県内の小学生ら15人と保護者12人です。児童たちは、火口から噴出物が川に流れ出た際にあふれないよう川幅を広げる工事現場を見学した後、橋脚を保護するブロックに思い思いの絵を描きました。別の現場に移動した後は重機や高所作業車の試乗体験や測量などで活用する無人航空機ドローンの操縦体験なども行われました。

参加した児童:
「いろいろな仕事があったり、それぞれで使い分けをしてたりしてやっぱりすごいなと思いました」
参加した保護者:
「こうして身近に感じられると、子どもたちも将来このような仕事に就きたいと思うのではないかと思います」
参加した児童:
(Q将来、何になりたいですか?)「お菓子屋さん」

この見学会は、建設現場の見学や職業体験を通じ、児童らの将来の職業選択に役立ててもらおうと宮城県が2016年から開いているもので、8月には、石巻市や女川町でも開催されるということです。