大雨で甚大な被害が出た福岡県久留米市に派遣されていた九州地方整備局の専門家チームが25日、調査結果を報告しました。有明海では流木の回収が始まっています。
◆ドローンで撮影し被害額を「算出」

九州地方整備局の緊急災害対策派遣隊「TECーFORCE(テックフォース)」は、久留米市からの要請を受け今月18日から25日まで河川や道路の被害状況を調査しました。今回の調査では、ドローンを使った撮影などデジタル技術を活用したことで被害額を素早く算出し、激甚災害指定の早期申請につなげられるということです。TEC-FORCEは、今月20日から福岡県東峰村でも調査を行なっています。
◆約3000立法メートルの漂着ごみ

一方、佐賀市川副町の海岸では、流木などの漂着ごみを建設機械を使って撤去する作業が始まりました。佐賀県によりますと有明海には約3000立法メートルの漂着ごみが流れ着いているということです。県はノリ養殖の作業が始まる前の来月中に撤去を終わらせたい考えです。














