岩手県交通は24日、県内で運行する路線バスの運賃改定を認可するよう国土交通省に申請しました。初乗り料金が20円値上げされる見込みです。

県交通は24日、国交省東北運輸局へ路線バスの上限運賃変更について認可申請しました。
運送収入がコロナ禍前の水準に戻らない中、燃料代を中心とした費用の上昇と高止まりで経営状況が厳しいことを理由に挙げています。
認可さされば初乗り運賃が現在より20円値上げして170円となります。
県交通は今年10月1日から改定した運賃を適用する考えです。
対象は全ての路線ですが、盛岡市と沿岸を結ぶ長距離運行のバスについては運賃が据え置かれます。
また盛岡市の中心市街地循環バス「でんでんむし」についてはおととし4月の改定以来、10円値上げして130円となります。