ウナギの不漁で、天然ウナギは1尾1万円超え 一方で養殖は?
長引くウナギの不漁で、価格も高止まりしています。

岡山市にある川魚専門店です。70年ほど前の創業当時から国産ウナギを販売していますが。
(光吉商店 光吉勇二社長)
「これが(【画像参照】)1万2000円です。昔は1本700円とかの時代もあったけど、その値段ではほぼ販売することはこれからもできない」

今や、天然ウナギは「超高級魚」。さらには稚魚のシラスウナギも不漁で、今年は養殖ウナギの入荷がより困難になっているといいます。価格も1本あたり300円ほど値上げした去年から、さらに100円ほど上げました。

(光吉さん)
「もう高くなっている状況なので、これをどううまく販売していくかが、専門店の役目だと思います」
【解説】
こちら(【画像参照】)が全国の河川や湖のウナギの漁獲量ですが、1970年代から減り続けています。多い時には「3000トン」を超えていましたが、最近は「60トン」ほどになっています。

ウナギが減った要因について、専門家に聞きました。ウナギが減少している理由とは?長年研究を続けている、中央大学の海部健三教授に聞きしました。