eスポーツ「eFootball」世界大会の決勝ステージが23日に行われ、日本人のうでぃ選手(27)が初めて優勝した。

「eFootball」は、コナミが 2021 年から「ウイニングイレブン」の後継として発売しているサッカーゲーム。今大会はスマートフォンでプレーするモバイル部門とプレイステーション5でプレーするコンソール部門が行われ、予選には200以上の国と地域から約2000万人のプレーヤーが参加した。

23日はそれぞれの部門を勝ち抜いた8か国・8人の選手が、東京・銀座にあるKONAMI本社のeスポーツスタジオで優勝を争った。「eFootball」のオフラインでの世界大会は3年ぶり。

コンソール部門に出場したうでぃ選手は、他の3選手がバイエルン・ミュンヘン (ブンデスリーガ)を選択する中、唯一マンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)を選択。

準決勝でインドネシアのエルガコア選手を2-0で下すと、続く決勝ではポーランドのヅィロ選手を3ー2の接戦で下し、初めてeFootball 世界大会での優勝を果たした。優勝賞金は1万ドル。

うでぃ選手は優勝後、取材に対し「日本開催で熱い応援もあって優勝できた。eスポーツ、eFootballをまずみなさんに楽しんでもらいたいし、もっと日本の eFootballを盛り上げていきたい」と語った。

うでぃ選手

■うでぃ選手
千葉県千葉市出身。1996年生まれ 27歳。幼少期から高校生までサッカーを経験。現在はeFootball を中心にプロゲーマーとして活躍。