新型コロナウイルスの企業活動への影響が継続していると回答した企業が、前回調査に比べて2割程度減少したことが、民間の調査会社の調べで分かりました。
東京商工リサーチ盛岡支店が6月、県内企業を対象に行ったアンケート調査によりますと、新型コロナの影響が企業活動に継続していると回答した割合は36.9パーセントで、4月の前回調査に比べ、およそ2割減少しました。
今年5月の売上が、コロナ禍前の2019年5月と比べて増加したと回答した割合は、全体の4割を超えています。
東京商工リサーチ盛岡支店は「新型コロナの影響は感染症法上の分類が、5類に移行したことで一区切りしたものの、先行きの見通しを懸念する企業が多い」と分析しています。