東京地検特捜部の検事が捜査で不起訴にすることを示唆しながら自白を誘導したと指摘されている問題。聴取を受けた元広島市議は、検事が供述調書の修正に応じないことを不審に思い、やりとりを録音したことがわかりました。
河井克行元法務大臣の実刑が確定した選挙買収事件では、カネをもらったとされる広島の地元議員が当初、不起訴になったものの、検察審査会の議決を経て一転して34人が東京地検特捜部から略式起訴されるなどしました。
このうち、正式な裁判で争っている元広島市議の弁護士がきのう会見を開き、元市議が、任意の事情聴取で検事が供述調書の修正に応じないことを不審に思い、やりとりを録音したと明らかにしました。
録音では検事が元市議を不起訴にすることを示唆した上で、買収されたと認めるよう誘導するような発言をしていたということです。
最高検察庁は「公判の推移を踏まえつつ、適切に対応する」とコメントしています。
注目の記事
各地で急増する空き家 大牟田市で強制撤去前に火災も発生 撤去が進まない背景と課題とは

“税”めぐる議論が本格化…「住宅ローン減税」「“年収の壁”引き上げ」など“高市カラー”にじむ減税政策で国民負担どうなる?一方で財源は【news23】

気象庁「冬らしい冬」発言には“油断禁物”のメッセージ? 年末年始の天気どうなる【Nスタ解説】

全国初「学長のおごり自販機」高知大学に設置 費用は学長の“自腹”で「あること」をすれば飲み物が無料に

残る唯一の系統《北海道犬》5匹の子犬誕生 年間繁殖数は約7000匹⇒100匹 飼育を続けて半世紀…血統を守ろうと奮闘する80歳男性

「手相が変わる」ってホント? 運勢をみるだけじゃない!手相が示す健康状態と生活のクセ「医学」と「占い」それぞれの解釈









