感染症の流行が続く中、連日30度以上の真夏日が続き熱中症にも注意が必要な季節となっています。
こうした中での救急医療の現場を取材しました。


長野市の篠ノ井総合病院。

今月18日午後4時過すぎ、救命センターに受け入れ要請の電話が入りました。

患者は中学3年の男子生徒。

プールの授業を見学して早退したあと、頭痛と発熱の症状が出たといい、母親が救急要請をしました。

屋外にいたことなどから熱中症が疑われましたが…

■関口幸男(せきぐち・ゆきお)救命センター長
「これは熱中症じゃない、違うな」                                        ■医師
「暑熱環境にはいたんですけど」                                     ■関口幸男 救命センター長
「午前中から具合悪いんでしょ?」「急に冷やす必要はないと思う」                           ■医師
「わかりました」

救命センター長の関口幸男医師は、聞き取った情報から熱中症よりも流行しているウイルス性の感染症を疑い、受け入れ体制を整えます。

【救急車到着】