ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナでは20日、南部にある中国総領事館がミサイルによる攻撃で被害を受けました。

ウクライナでは、ロシア軍による大規模な攻撃が3日連続で行われています。

こうしたなか、20日、南部オデーサ州にある中国総領事館がロシア軍の攻撃で被害を受けました。州の当局者は自身のSNSに、攻撃により窓が割れた中国総領事館の写真を投稿しています。

これについて、中国外務省は「中国総領事館の近くで爆発があり、その衝撃で壁と窓ガラスの一部が破壊された。職員は避難しており死傷者はいなかった」とするコメントを発表しました。

そのうえで、「中国は関係者と意思疎通を続け、ウクライナにいる中国の団体と中国人の安全を守るため、必要な措置を講じる」としています。