熊崎キャスター:
困窮世帯に食料を無償で配る「フードバンク」という取り組みですが、今年の物価高・光熱費高騰で支援要請がかなり増えてきているということなんです。

全国フードバンク推進協議会の米山廣明代表理事は「需要が増える一方で、食品の確保が追いつかず十分な量を支援できないことも…子どものいる困窮世帯にも影響が出ている」としています。

昼食分が普段よりも必要になってくる夏休みですから、こういったところにも影響が出てきているということでした。

教育アドバイザー 清水さん:
うちも近くの区役所に持って行ったりしますが、イギリスだと例えば自動販売機型の寄付の機械があったりして、今ちょうど必要なものが表示されて、すぐにピッと決済して寄付できると。そのように生活に溶け込ませて、いろんな動線上、駅とかバス停の前とかそういう所に置くというのも一つの手だなと思います。

井上キャスター:
国全体でお金が必要だし、あとは地域によってニーズが違うので、そこは自治体と連携して、ということなのかもしれないですね。