深刻… 学童の待機児童問題

他には…

#学童落ちた

夏休みだけど、お仕事もあって学童保育に預けたい。抽選に通らなかった。さあどうしよう。待機児童問題はここにもあるということです。

いわゆる待機児童問題ですが、2016年、匿名のブログで「保育園落ちた日本死ね」、これは大きな反響を呼びましたが、「ブログがきっかけで保育園が増えた」と、あい和学童クラブ運営法人の萩原和也代表理事は話しています。保育園における待機児童問題というのは解消の流れがあります。

今回、取り上げたいのは「学童保育」における待機児童問題。これが浮上してきているということです。こども家庭庁の担当者は「対策はしているものの需要に追いついていない」と話しています。

こども家庭庁(2023年5月時点・速報値)によると、年々増えてきているということです。

行政が管轄する学童保育利用者は144万5459人。2022年のデータから5万人ぐらい増えてきているということです。それに伴う待機児童数も増えてきていて、1万6825人

行政が管轄する学童保育に預けられなかった、となると一つ選択肢になってくるのが行政が管轄しない民間の学童保育です。しかし、額の差が大きく

行政管轄の学童 ▼0円~約1万円/月 
行政が管轄しない民間の学童 ▼約3~7万円/月

悲鳴を上げる気持ちは十分わかる感じがしますよね。

ホランキャスター:
子どもが夏休みになっても働かなくてはいけないという親御さんが多いですから、その間、どこで遊んでもらうか、安全を確保してもらうか、かなり悩んでらっしゃるんでしょうか?

教育アドバイザー 清水さん:
本当にそうですね。やはり親としては子どもが、その日終わった後に楽しかったと思ってもらいたいわけですよね。預けて終わりじゃなくて、そこでまた質の問題が出てくるので、かなり大変ですね。

井上キャスター:
まずは保育園の待機児童をなくしましょう、それが改善していって、一気に全部解消できないと思いますが、今度、学童は学童で必要になってくる。人も必要ですし、お金も必要で、場所も必要で…どこから手をつけるべきかというのは、どう考えますか?

教育アドバイザー 清水さん:
井上さんの仰る通りで、この問題で一番難しいところ、そして着手しなきゃいけないところは優先順位の付け方、そして期日で、まさにまず量からですよね。つまり、待機児童をゼロにするという受け皿。それとできれば同時進行で質を担保していく。また、いつまでなのかというのはなかなか示せていないので、子ども家庭庁の予算は5兆円ありますから、ここで使わなくて何に使うんだという感じはしますね。

井上キャスター:
申し込みを諦めてる人を考えると、もっと待機児童が多いわけですもんね。