2028年に行われる国民スポーツ大会=国体が長野県で行われることが内定しました。
冬季大会と夏季大会を開くのは1978年のやまびこ国体以来50年ぶりです。

これは20日に東京で開かれた日本スポーツ協会の理事会で決まったもので、遠藤利明(えんどうとしあき)会長から阿部知事に開催内定書が手渡されました。

国体は2024年の大会から名称が国民スポーツ大会となり、2028年の第82回大会はスキーやスケートの冬季大会と陸上や水泳などの本大会をともに長野県で開きます。
■阿部知事
「スポーツをする人も応援する人もさらに支える人たちすべてのみなさんがスポーツを通じて一つになる。そんな長野県づくりにむけて全力をかたむけてまいりたい」
1978年・昭和53年の1月から10月にかけて開かれたやまびこ国体。
開催に向けて施設の整備や選手の育成が進み、県内でスポーツの基盤が築かれるきっかけになりました。
「信州やまなみ国スポ」の愛称で開かれる2028年の大会は、やまびこ国体から50年、長野オリンピックから30年の節目にあたります。

競技は1月から2月の冬季大会が長野市や飯山市など4市町村で、9月から10月の本大会が28市町村と、ライフル射撃が福井市で行われる予定で、この日の内定を受けて、今後、宿泊や輸送なども含めより具体的な準備が進められます。

■阿部知事
「より広い県民に呼びかけて大会に向けた協力をお願いしていきたい。また長野県らしさをどうお越しいただいた皆さんに伝えるか、魅力発信の取り組みもしていきたい」
国民スポーツ大会と合わせて、2028年には全国障がい者スポーツ大会も長野県で行われる予定です。














