政府観光局は、今年6月に日本を訪れた外国人の数が3年5か月ぶりに200万人を超えたと発表しました。
政府観光局によりますと、今年6月に日本を訪れた外国人の数は、207万3300人でした。
新型コロナの感染が広がる前の2020年1月以来、3年5か月ぶりに200万人を突破しています。
シンガポールやフィリピンなど東南アジアや、オーストラリア、アメリカから訪れる外国人が、2019年の同じ月より増えたことが主な要因だということです。
一方で、コロナ前に最も日本を訪れる人が多かった中国では現在も日本行きの団体旅行やパッケージツアー商品の販売を禁止しているため、2019年の同じ月と比べて75%ほど減少しています。
また、併せて発表された今年1月から6月の上半期の訪日外国人数は、1071万2000人で、上半期としては4年ぶりに1000万人を超えました。
今月から観光庁長官に就任した高橋一郎氏は、きょうの定例会見で、「インバウンドの回復と消費額の拡大をさらに加速するようにしっかりと取り組みたい」と意気込みを語りました。
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