重さ7キロのチェーンソーで“山を若返らせる”
現在、彼女はどういった仕事をしているかを聞きました。
まず重さ7キロのチェーンソーを持っての皆伐(かいばつ)という作業。これは成長の悪い木を全て伐採し、苗木を植樹するなど山を若返らせる作業です。
桑原さん
「木を一本倒すのに最初は5分かかったが、今は1分ほどで倒せます」
他にも林業用のドローンで木を運んだり測量したり、重機もショベルカーやキャタピラーのついたトラックのようなものを運転したりと、林業関連の資格は10個以上持っているそうです。

ホラン千秋キャスター:
植樹って山や木を増やしていくのが一番だって勝手に思っちゃいますけど、そのあと管理を続けないと麓に住んでいる人の生活や命にも関わってくることなので必要不可欠ですけれど、その担い手が減ってきているということですよね。
日比麻音子キャスター:
こうやって守ってくれる人がいることをまず知ることが防災意識の高まりにもなるのかなとも思いました。
桑原さんの目標「もっと頑張って山を守りたい」
小笠原キャスター:
今後も含めて社長さんにお話を伺いました。
安藤林業 安藤雅人社長
(桑原さんについて)
「チェーンソーの扱いは男性よりも上手で3年目とは思えません。林業は体力が必要なイメージだが技術でカバーできる」
桑原さん
(今後の目標)
「しっかり手入れされていないと木は育たず、山が壊れてしまうと災害が発生しやすくなる。もっと頑張って山を守りたい」

日比キャスター:
桑原さんのような存在がいるということで新しい扉が開く予感がしますね。