忙しさのワケは手書きの“サイン”
齋藤キャスター:
イベントも仕事ですからね。さらに他にも、“サイン”で忙しい。日本将棋連盟は、「アマチュア正式免状」というものを発行しています。アマチュア有段者が取得できる免状なんですが、この免状には、会長と、竜王、名人の署名がある。
現在、この竜王と名人のタイトルを、藤井さんが持っていますので、ここに署名をする。さらに、羽生善治 九段が、6月に会長になりましたので、いま将棋界の2大スターの署名が得られるということで、この免状の申請が殺到しているようなんです。

普段、免状の申請件数というのは、大体月150~200件ほどなんですが、現在は、800件。約5倍に増えているということなんです。
免状を得るためには、料金が3万3000円(初段)から、27万5000円(六段)かかる。

この2人の署名がもらえるということで、いま申請が殺到しているということだそうです。
松田丈志 元競泳日本代表:
これは手書きしているんですか?
齋藤キャスター:
そうなんです、1枚1枚。先ほどの過密スケジュールに加えて、署名を800件ほど書かなきゃいけない。しかも、書く場所も決められていて、連盟に行ってしっかり書かなきゃいけないということ。
日比麻音子キャスター:
野暮なことを言いますけど、いろいろなテクノロジーが進んでる中で、これはやっぱり手書きじゃなきゃダメなんですよね?
齋藤キャスター:
そうなんです。手書きに意味があるということでした。
ホランキャスター:
もらった方も、手書きであったならうれしいですよね。
松田丈志 元競泳日本代表:
水泳で言えば、日本水泳連盟の会長は、鈴木大地さんですし、東京都水泳協会の会長は、北島康介さんなので、賞状をもらうと、2人の名前が必ず入っているんですけど、さすがにプリントです。手書き、すごいですね。
齋藤キャスター:
そして、Nスタで将棋といえばこの方、気象予報士の森田正光さんですが、実は、アマチュア四段に昇段されていたそうなんです。改めて、この免状を申請しましたか?、と聞きましたところ、「昇段を機に申請しましたが、まだ届いていません…」ということです。

現在、3~4か月待ちということだそうです。
森田さんに、この免状が届いたらどうしますか?、と聞きましたところ、
「まずはNスタでネタにしてください」ということでした。
森田さんに届いたら、直筆の羽生さんと、藤井さんのサインが見られるかもしれませんね。
ホランキャスター:
私もぜひ見せていただきたい。
松田丈志 元競泳日本代表:
手書きならではの肌触りを見てみたいですよね。
日比キャスター:
ただ、無理せずにゆっくり書いていただいて結構ですっていう気持ちもしますけどね。
ホランキャスター:
戦い続けなくてはいけないメンタルってどうなんですか?
松田丈志 元競泳日本代表:
藤井聡太さんだったら、常に課題は持っていると思うので、その課題を解決したいっていうモチベーションだというふうに思いますね。