将棋の藤井聡太七冠について、そして、藤井七冠の“忙しすぎる問題”について、スタジオで詳しく見ていきます。

八冠への道は超過密スケジュール

齋藤慎太郎キャスター:
7月18日、棋聖戦五番勝負の第4局を、2勝1敗で迎えています。勝てば棋聖戦4連覇ということになるわけです。

藤井七冠が持っているタイトルは…
▼竜王、▼名人、▼王位、▼叡王、▼棋王、▼王将、▼棋聖。
八冠達成まで、残すは▼王座のみというところになっています。

実は、王座を獲得するには、過密なスケジュールを乗り越えなければならない。
7月のスケジュール、毎週タイトル戦がある。多い日には、週に2回あります。
さらに場所を見ていくと、静岡、愛知、兵庫、新潟、北海道。
将棋ライターの松本博文 氏に伺うと、「将棋界の顔として、この他にも、イベント出演や取材も殺到している超過密スケジュール。これを乗り越えて、八冠にトライしなければならない」ということだそうです。

八冠への道は、まず8月4日に、王座戦 挑戦者決定トーナメントで、豊島将之 九段と戦う。これに勝ちますと、9~10月に行われる王座戦五番勝負で、永瀬拓矢 王座と戦う。ここで勝つと、晴れて八冠ということになる。

ホラン千秋キャスター:
防衛しながら、さらに新しいタイトルを取りに行くために、攻めもしなくてはならない。

松田丈志 元競泳日本代表:
連日試合をしなきゃいけない。試合の振り返り、そして、それを事前にどう生かすかっていうのを常にやっているんだと思う。僕は逆に、気分転換、どうやって切り替えをやっているのかなっていうところが気になりますね。

ホランキャスター:
電車のイベントに参加されて、本当に電車が好きなので、そのとき、ホロッと笑顔が見られるところで、私たちもほっとしますけれども。