宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地で、今月26日から日本とフランスによる共同訓練が実施されることが分かりました。
訓練に参加するフランス軍は、およそ120人になる見込みです。

複数の関係者によりますと、今月11日と12日に、防衛省や九州防衛局の職員が県や関係自治体を訪れ、新田原基地での日仏共同訓練の実施について説明したということです。

訓練は、今月26日から3日間の日程で行われ、フランス空軍の主力戦闘機「ラファール」のほか、空中給油機や輸送機など、合わせて4機から6機が新田原基地に飛来するということです。

また、フランス軍はおよそ120人が参加する見通しだということです。

新富町では、フランス軍について、原則として新田原基地内の施設に宿泊することを求めることにしています。

県内でフランス軍が参加して共同訓練が行われるのは、おととしの霧島演習場での日米仏共同訓練以来となっていて、新田原基地では初めてとなっています。