福井県美浜町の海水浴場で16日、イルカにぶつかられるなどして男性4人が重軽傷を負いました。イルカは17日も姿を現し、海水浴客に襲い掛かるなど、被害が後を絶ちません。
福井県美浜町竹波の水晶浜海水浴場で16日早朝、およそ5メートル沖合を泳いでいた岐阜県可児市の60代男性に野生のイルカがぶつかり、男性はろっ骨を複数折る大けがをしました。その後、別の男性3人もイルカにかまれるなどして、軽いけがをしました。
現場には17日もイルカが現れ、相次いで海水浴客に襲い掛かりました。
イルカにかまれた男性は「腕をかまれたが、本気ではかんでいない。イルカは遊んでいる。とにかく落ち着いて、岸にたどりつかないとと思った」と振り返りました。
水晶浜海水浴場では5月以降、少なくとも6人がけがをしていて、警察は、イルカを見つけた場合は、海に入らず近づかないよう呼びかけています。














