中国政府の発表によりますと、今年4月から6月までのGDP=国内総生産の成長率は、去年の同じ時期に比べ+6.3%でした。しかし、今年1月から3月までの期間と比べた伸び率は+0.8%に留まっていて、中国経済の勢いが急速に減速したことが鮮明となっています。

ゼロコロナ政策により低迷した消費の回復が遅れていることに加え、雇用状況の悪化なども影響しているものとみられ、6月の都市部の若者の失業率は21.3%と、さらに悪化しました。