アメリカやヨーロッパでも記録的な暑さが観測されています。
ヨーロッパでは、熱波が夏の観光シーズンを直撃しています。
ロイター通信などによりますと、連日37℃を超えたギリシャの首都・アテネではパルテノン神殿があるアクロポリスで13日、観光客ら40人がめまいや吐き気を訴えました。
翌日には入場が一時中止され、赤十字の職員らが暑さ対策のために水やパンフレットを配って注意を呼びかけました。
イタリアのヴェネツィアでも30℃を超える中、観光客が名物のゴンドラを楽しんでいますが…
ゴンドラ乗りの男性
「この暑さは有害です。ゴンドラは50℃に達するので」
ゴンドラの中はさらに暑くなるということで、カバーをつけるなどの対策がとられました。南ヨーロッパは、今週、気温が過去最高を更新する可能性があり、各地で警報が出ています。
一方、アメリカ・カリフォルニア州のデスバレーでは15日、気温が過去最高に迫る54℃に達しました。
スコットランドからの観光客
「本当に暑い。風が吹いても暑さが和らぐどころか顔にドライヤーの熱風が当たっている気分です」
もともと暑さで有名なデスバレー国立公園の担当者は、「人々はデスバレーで極限状態を体験したいのです」としていますが、気温はさらに上がる可能性があるということで、別の担当者は「公園はとても広いので、救助に時間がかかる場合があります。十分に準備してから来てください」と注意を呼びかけています。
注目の記事
【全文公開】高市早苗氏の勝利演説「働いて働いて働いて働いて働いて参ります」自民党で初の女性総裁

DV被害者の証言「お前、逃げられると思うなよ」子ども3人を連れてシェルターへ…精神的にも経済的にも支配され孤立 被害者を守るワンストップの支援の必要性

“しゃっくり” は人間がかつて魚だった名残り?「横隔膜のけいれん」は間違いだった 見過ごせない重い病気のサインにも

“頼ることも大事” 共働きや高齢者世帯の増加で市場は10年で6.2倍 忙しい日々を支える家事代行

年間2500円の節約効果 猛暑を共に過ごした『エアコン』のフィルタークリーニングと内部乾燥で冬も快適に

「なんで飲んだんですか?」「のど乾いちゃって…」 警察の取り締まりに密着 飲酒運転の人身事故が全国ワーストの山梨
