■中断されていたビザの発給再開 ただ数には上限が・・・


山内あゆキャスター:
6月1日再開された韓国の観光ビザの発給に、多くの人が並びました。
そもそも、韓国への観光は、コロナ前はビザが免除されていました。日本から韓国に行くのも、韓国から日本に来るのも、ビザの必要はなかったわけです。

2019年国・地域別日本人訪問先


2019年国・地域別日本人訪問先ランキング
▼1位アメリカ 約375万人
▼2位韓国   約327万人
▼3位中国   約269万人

2019年で、327万人もの日本人が韓国に観光に行っていたことがわかります。


ただ、コロナ禍になって様々な水際対策が行われました。感染拡大を受けて、日本政府は、2020年3月、韓国からの入国制限の強化を決めました。
日本に対応する形で、韓国政府もビザの免除を停止し、ビザ自体の発給も中断したので、観光目的で韓国に行くということはできなくなってしまったわけです。

そして、感染が収まってきたことから、5月に動きがありました。19日、韓国の法務省は、日本人を含む外国人観光客への短期訪問ビザ、つまり観光ビザの発給を再開することを発表しました。
6月1日、発給が始まるということで、東京の韓国大使館には、約2年3ヶ月ぶりの韓国旅行を楽しみにしてたくさんの人が並びました。しかし、▼200人で打ち切られてしまったのです


「ビザ発給申請者急増のため、東京にある韓国大使館は一日▼150人に制限してビザの受付業務を行う予定」とホームページで発表しています。

井上貴博キャスター:
受付は、早いもの勝ちになるのですか?

山内キャスター:
それ以上のことは書いていなかったのですが、とにかく6月2日は東京で受け付けるのは▼150人。大阪の総領事館は、メールで事前に予約をするようにとなっていました。

ホラン千秋キャスター:
大阪での予約がなければ、東京の150人に入ろうと思って皆さんかなり頑張りそうですね。

山内キャスター:
そんな気がします。なぜなら1日、予約ができなかった人も多かったからです。