新潟県内は梅雨前線が停滞し、大気の状態が非常に不安定となっています。新潟地方気象台は14日から15日にかけて“警報級の大雨”となる可能性もあるとして、土砂災害などに注意警戒を呼びかけています。

13日の新潟県内は一部で雨が降りましたが、陽が照り付けるなどして日傘を差して歩く人の姿が見られました。ただ、停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。

14日未明から夕方にかけて雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降る見込みで、雨雲が発達した場合は警報級の大雨となるおそれがあります。

14日夕方までの24時間降水量はいずれも多いところで、上越で120ミリ、中越で100ミリ、下越で80ミリ、佐渡で60ミリとなっています。

新潟地方気象台は14日から15日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼び掛けています。