ロシア軍が侵攻後、掌握するウクライナのザポリージャ原発について、運営会社が爆発物などが置かれ、非常に危険な状態にあるという認識を示しました。

ウクライナ南部にあるザポリージャ原発は3月以降、ロシア軍に掌握されています。

ウクライナメディアによりますと、国営の原発運営会社「エネルゴアトム」の幹部は先月31日の会見で、ザポリージャ原発に爆発物などが置かれているとして「安全を保証できない状態だ」と危機感を示しました。

また、原発の敷地内におよそ500人のロシア兵がいて、ウクライナ側の職員を銃撃するなどの事態も起きているということです。