霧ヶ峰高原で、数十年に一度しか咲かないとも言われる「幻の花」が姿を見せています。

鮮やかなニッコウキスゲが見頃を迎える、霧ヶ峰高原。

今年5月の山火事で開花への影響が心配されましたが、実際には例年よりも花の数が多く、「当たり年」と言われた前の年を上回る絶景が広がります。
多くの人でにぎわう高原。
その片隅で今、知る人ぞ知る「幻の花」が開花の時を迎えています。
それがこちら…黒っぽい穂の隙間からのぞく、小さな黄色のもの。
「ササの花」です。


数十年に一度しか咲かないとも言われ、華やかなニッコウキスゲの影でひっそりと咲きはじめています。

■ドライブイン霧ヶ峰富士見台 木川泉(きかわ・いずみ)さん 「父が(ササの花が咲いたと)そんなことを言ったことはあったな、というくらいのもの。毎年見れるものではない珍しいものだということで、ニッコウキスゲと一緒に楽しんでください」
広い高原の中でも、ササの花が見られるのはほんの数か所だけ。

滅多に出会えない光景を探しに、出かけてみてはいかがでしょうか?














