梅雨前線の影響で、日本海側を中心に、大雨となっているところがあります。このあとも、非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

記者
「明け方から激しい雨の降り続く鳥取市です。市街地の道路は冠水し、道行く車は水しぶきを上げながら走っています」

鳥取県、島根県では昨日から激しい雨が断続的に降り続き、気象庁は、鳥取市気高付近で1時間におよそ90ミリの雨が降ったとして、午前7時21分に「記録的短時間大雨情報」を発表しました。降り始めからけさ(午前7時)までの雨量も、鳥取県境港市で233ミリなどとなっています。

鳥取県の全域と島根県の東部には、土砂災害警戒情報が発表されていて、鳥取市と鳥取県岩美町の合わせておよそ1万3000人を対象に避難指示が出ています。

山陰では夕方にかけ、多い所で1時間に60ミリの雨が予想されており、土砂災害など厳重な警戒が必要です。