2021年に営業を終了した「ホテルニューアカオ」(静岡県熱海市)が7月、リニューアルして営業を再開しました。昭和98年とうたうこのホテル、二度と復元できない“昭和”の空気をあえて残すことで、熱海で再び愛されるホテルを目指します。
錦ヶ浦の断崖に建ち、相模灘の絶景を望める「ホテルニューアカオ」。1973年に開業し、2021年に一度、48年の歴史に幕を下ろしましたが、2023年7月、リニューアルオープンしました。
12日、ホテルではリニューアルを記念したセレモニーが開かれ、約250人の招待客などが再開を祝いました。
<中西結香記者>
「スイートルームです。リニューアルしたニューアカオですが、シャンデリアやソファなど昭和の雰囲気をそのまま残しているのが特徴です」
2階建てで203平米の広さを誇るスイートルーム。一面の窓からは相模灘の絶景が見渡せます。リニューアルでは、ほとんど内装を変えず当時のものそのまま使い、“昭和”の空気感を大切に残しました。
熱海のランドマークホテルとして昭和から愛されてきたニューアカオですが、コロナ禍による宿泊客数の減少やホテルの老朽化により、21年11月に営業を終了。その後、アメリカの投資ファンドに売却をし、運営を引き継ぎました。
<マイステイズホテルマネジメント 山本俊祐会長>
「昭和感を無理やりはぎとって別のモノにするというよりは、元々の良さを残しながら、その延長線上にこれからの50年間愛され続けるホテルがあるのかな」
二度と復元することができない昭和のホテル。そのため、客室だけではなく館内の至る所に昭和の雰囲気を残しています。
地元の缶詰と晩酌を楽しめる「にぎわい横丁」。ここでは、昭和の飲み屋街のような雰囲気をつくり出しました。室内プールには、ホテルの、そして熱海の象徴となる創業当時から変わらない「ニューアカオ」のロゴを大切に残しました。熱海市内で最大規模の収容人数を誇るダイニングルーム。ここも創業当時の雰囲気を大切にして、椅子やシャンデリアなど当時のものをそのまま使っています。
<元従業員 礒崎慎支配人>
「ありがとうございました」
23年間、このホテルで働いていた礒崎さん。営業終了により別の仕事に就きましたが、ホテルが再開する話を聞きこの場所に戻ってきました。
<元従業員 礒崎慎支配人>
「(戻ってきたかった)思いはありますので、その思いをいま実現することができ、私にとっても喜びに感じています」
<マイステイズホテルマネジメント 山本俊祐会長>
「まち全体としてにぎわいがあってこその熱海なので、私どものホテルも1つの観光の拠点になっていければと思っている」
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