「熱中症」だからといって無理やり飲ませるのはNG

熊崎キャスター:
呼びかけに応えられて体を冷やしている場合、続いてどういうことが大事になるのか?
チェック項目3つ目として、水分を自力で摂取できるのかどうか。専門家によると、ただ水分摂取をすればいいという話ではなく…

【水分補給のポイント】

<子ども・成人・高齢者>
▼体を自力で起こすことができるか
▼自分で飲み物を持って飲めるか

<幼児>
▼ストローで飲み物を吸い込むことができるか

ひなた在宅クリニック山王 田代和馬院長
「熱中症を発症している時に無理やり飲ませると、窒息死の恐れもあるので要注意」とのことです。

しっかりと飲めた場合は、そのあと水分だけではなく、塩分も補給するようにしてください。摂取できないような状況の場合は、すぐ医療機関へ。そして、発症時の状態などを伝えてください。

最後のチェック項目ですが、症状が改善したかどうか。改善した場合は、十分に休息して回復したら帰宅。改善しなかった場合は、こちらも医療機関へ。そして、症状・状態を伝えるようにしてください。

このようなチェック項目が非常に大事になってくるということでした。

ホラン千秋キャスター:
この「熱中症」。もちろん自己判断もそうですが、自己判断できないような状況になることもあると思うので、周りにいる人たちが、どのようなステップを踏めばいいかということを覚えておくのも重要ですね。

食べチョク代表 秋元里奈さん:
そうですね。生産者さんも今、熱中症対策にすごく気をつけており、単独で作業しないようにということを基本としてやられています。

2人以上で作業して、どちらかが気づくことができる状態を作るというのは、すごく大事といわれています。自分もそうですし、やはり周りがそうなったときにしっかり気づいて適切に、というところもあわせて気をつけていきたいなと思います。

井上貴博キャスター:
災害だと地震を予知するのは難しいですが、大雨、津波、熱中症、暑さというのは準備することができますので、なるべく早め早めの準備をお願いしたいところです。