上田市の菅平高原で、収穫前のレタスなどにひょうの被害が出ていることがわかりました。
被害額は1億2500万円余りになる見込みです。

上田市の菅平高原では10日午後、直径およそ2センチのひょうが降りました。

この影響で、16日からの週に収穫予定だったというレタスには穴が。
■レタス栽培農家 北島実さん
「食べる部分の中まで影響が出てるんですね。商品としては価値がないものですね」
レタス農家の北島実(きたじまみのる)さん。
およそ7割のレタスが商品にならなくなったといい、11日から廃棄の作業に追われています。

県によりますとこの地域ではおよそ25ヘクタールのレタス畑が被害を受けたということです。

他の野菜を含めると被害はおよそ28ヘクタールにのぼり、被害額は1億2500万円余りになる見込みです。

■北島実さん
「食べてもらえる人によりよい物をと思って生産しているが、ひょうの影響で届けることができなくて残念」
県は成長中のレタスであれば新しい葉が育つとして、傷んだ葉から菌が入らないよう消毒することなどを呼びかけています。














