サッカー明治安田生命J3リーグの福島ユナイテッドFCは12日、服部年宏監督(49)の退任を発表しました。後任は、依田光正ヘッドコーチで、次節の松本山雅FC戦から暫定的に指揮をとるということです。

元日本代表の服部監督は現役引退後、ジュビロ磐田でヘッドコーチなどを歴任したあと、2022年シーズンから福島ユナイテッドFCで監督を務めていました。

就任1年目は11勝9分14敗で11位、今季は第17節終了時点で、4勝3分10敗の18位に低迷していました。今季のホーム戦では8試合でゴールが無く、2分6敗の未勝利でした。

J3は今季から降格制度が設けられ、20位はJFL自動降格、19位はJFL2位との入れ替え戦となります。(Jリーグ入会承認得たクラブが2クラブの場合)

服部監督はクラブを通じ、コメントを発表しました。

【服部年宏監督 コメント全文】
福島ユナイテッドFCを支えていただいているファン、サポーター、スポンサーのみなさま、日ごろより熱いご支援およびご声援ありがとうございます。
この度、福島ユナイテッドFCの監督を退くことになりました。選手、チームスタッフと共に一戦一戦、全力で戦ってまいりましたが、みなさまの期待される結果から程遠いものとなってしまいました。
さらに、今シーズンにおいてはホームの「とうスタ」を笑顔で溢れさせることができず、本当に申し訳ありませんでした。どんな状況でも応援してくださったファン、サポーターのみなさま、私を信じて戦ってくれた選手、チームスタッフに感謝の気持ちしかありません。ありがとうございました。
残りのシーズン、チームの勝利とクラブの発展を心より願っております。