■第25回アジア陸上競技選手権大会 2日目(日本時間13日、タイ・バンコク)
女子100mハードル決勝には日本選手権優勝の寺田明日香(33、ジャパンクリエイト)と2位の青木益未(29、七十七銀行)が出場。14年ぶりの出場となった寺田が13秒13(-0.1m)で銀メダル、青木は13秒26(-0.1m)で銅メダルを獲得した。
直前に雨が降り出し、悪条件のなかのレースとなった決勝。フライングによる失格者を出し、仕切り直しのスタートとなった。6レーンの青木がスタートで飛び出し、3レーン寺田も続いたが、中盤、5レーンを走るインドのYARRAJI Jyothiが抜け出し13秒09で金メダル。寺田は2着、青木は3着に入り、そろって表彰台にあがった。
過去に寺田は2009年の中国・広州大会で銀メダル、青木は2019年のカタール・ドーハ大会で銅メダルを獲得している。
同種目の世界陸上参加標準記録は12秒78。
今大会は8月の世界陸上ブダペストの出場を目指す選手にとって、ワールドランキングの順位ポイントが高い大会となっていて非常に重要となっている。