■MLB オールスターゲーム ア・リーグ 2ー3 ナ・リーグ(日本時間12日、T-モバイルパーク)
3年連続3度目のオールスターゲーム出場となったエンゼルス・大谷翔平(29)は「2番・指名打者」で先発出場。1打数無安打1四球だった。
シアトルのファンから「シアトルに来て」と大合唱で迎えられた1回の第1打席、ナ・リーグ先発はダイヤモンドバックスのZ.ギャレン(27)に空振り三振に倒れた。
4回の第2打席はナ・リーグ4人目、ジャイアンツのA.カップ(35)から四球を選んで出塁した。大谷は2打席で交代、試合後のすぐに会見場へ姿を表した。
Q:打席中に「シアトルに来て」コールがありましたけどそういうのを経験は
大谷:ないですね。聞こえてましたけど、ま、打席は打席で集中してました。
Q:今回のオールスターはどういう経験でしたか
大谷:もちろん1回目と比べたらその緊張感というか、そういうのはもちろんなかったですけど、何回来ても新鮮ですし、いい経験だなと思って、昨日も今日も楽しめました。
Qセカンドでアライズ選手とちょっと会話してましたけど
大谷:セカンドでは、彼が(盗塁で)アウトになった後だったので、お前の足が必要だみたいな冗談を言われて、そんなことないよみたいな感じで返してましたけど
Q:他球団の選手で、来年うちに来て一緒にやろうぜって言われた選手は
大谷:まあ秘密ですね。言われてても言えないです(笑)
Q:今日2打席どうでしたか?自分の感想。
大谷:どんどん振っていきたいなと思っていたので、どっちも3ー2になって、多少ボールでも行きたいなという気持ちで、立ってました。
Q:(ホームランを)狙いにいったと思うんですけども、この1球、惜しかったというのは
大谷:2打席目の初球ですかね、カーブは惜しかったなとは思います。
Q:(バットの)軌道的には悪くなかった?
大谷:そうですね、打ったかなと思ったんですけど、ちょっとそれよりも曲がりが大きくてファウルになっている感じですかね。
Q:後半戦に向けて、一昨年はホームランのペースが後半戦で落ちたと思うんですけど
大谷:良いときもあれば悪いときもありますし、なるべく良いときを維持するっていうのが、一番難しいことでもあるので、今日は今日でもう終わったことですし、明日から2日間休んで、切り替えて後半戦に臨みたいなと思ってます。
試合は8回にナ・リーグのロッキーズ・E.ディアズ(32)が逆転2ランを放ちMVPを獲得、ア・リーグのオールスター連勝は9でストップした。緊急招集となったメッツの千賀滉大(30)のオールスター初登板は叶わなかった。大谷は後半最初の試合、15日(日本時間)のアストロズ戦に先発予定となっている。