バルト三国のリトアニアでNATO=北大西洋条約機構の首脳会議が始まり、初日の日程を終えました。焦点だったウクライナの加盟については将来的な加盟を再確認したものの明確な期限などは設けませんでした。
リトアニアの首都ビリニュスで始まったNATOの首脳会議は11日から2日間の日程で行われ、アメリカのバイデン大統領など加盟国の首脳に加え、トルコの合意で加盟に向けて大きく前進したスウェーデンのクリステション首相も参加しています。
初日の会議後、会見したNATOのストルテンベルグ事務総長はウクライナの加盟について、「将来的な加盟を再確認した」と強調。ただ、加盟に関する明確な期限は設けられませんでした。
NATO ストルテンベルグ事務総長
「加盟国が同意し条件が整えばウクライナをNATOに迎え入れるため招待する」
これに先立ちウクライナのゼレンスキー大統領は、加盟や招待の期限が示されないのは「前代未聞でばかげている」と強い不満を表明していました。
記者
「ゼレンスキー大統領夫妻が晩さん会にやってきました」
その後、リトアニアに到着したゼレンスキー大統領は晩さん会に出席。
12日にはウクライナが対等の立場で協議する「NATOウクライナ理事会」に出席する予定で、改めて加盟の必要性を訴えるとしています。
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