一部の住民が反対している上田地域広域連合のゴミ処理施設の建設計画を巡り、建設が予定されている上田市で、周辺の住民を対象にした説明会が開かれました。

上田地域広域連合では、管内の4市町村のゴミを処理している3つの施設が老朽化しているため、新たな施設に統合する計画を立てています。

候補地となっているのは上田市のし尿処理施設の敷地で、説明会が開かれた諏訪部地域の自治会などが、「人口密度が高く適切ではない」といった理由で反対しています。

広域連合長を務める土屋上田市長も出席した10日夜の説明会では、自治会が参加を拒否する中、出席した一部の住民からは、水害が起きた場合の安全性に関する質問などが出ていました。

広域連合は、法律より厳しい排ガス基準を設けるなど住民の安心安全に配慮するなどとしていて、7月中に市内合わせて5か所で説明会を予定しています。














