鹿児島県内で初めて確認されたエムポックス、どんな感染症なのでしょうか。
国立感染症研究所によりますと、エムポックスは感染症法上の分類では、E型肺炎やマラリア、狂犬病と同じく「4類」に該当します。
症状としては5日から21日間の潜伏期間ののち、発熱や頭痛、筋肉痛などが1日から5日間続き、その後、発疹が出現します。発疹は典型的には顔面から始まり、体幹部へと広がります。
致死率は0〜11パーセントで、特に小さな子どもが高い傾向があるものの、先進国での死亡例は報告されていないということです。
このエムポックスについて、日本感染症学会が認定する専門医で、済生会鹿児島病院の久保園高明院長に聞きました。
(感染症が専門・済生会鹿児島病院 久保園高明院長)「国内では約1年前に最初の感染が確認された。そのあと少しずつ報告があり、200例には満たない。その程度の稀な感染症」
「エムポックスは新型コロナほど感染力は強くない。感染者と直接皮膚同士が接触する、あるいは体液が体に触れることで感染することがほとんど」
その治療法などをまとめました。
◆多くの場合は2〜4週間で自然になおる
◆日本でもワクチンを投与するための臨床研究体制を整えていて、治療薬を投与する体制もある
ということです。
そして医師は、もしエムポックスが疑われる場合は早めに相談するよう呼びかけます。
(感染症が専門・済生会鹿児島病院 久保園高明院長)「エムポックスが疑われるような症状、特に発疹が出たら、感染力が低いとはいえ他の人にうつす可能性があるので、保健所やかかりつけの病院に電話で相談して指示を仰ぐことが大切」
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