ロシアによる軍事侵攻の被害を受けているウクライナの子どもたちをはげまそうと高知市の小学生が絵手紙を贈りました。平和への願いなどが込められています。
高知市の大津小学校での交流活動は、国際平和の実現に向けて県内の団体が取り組んでいる「絵手紙プロジェクト」の一環でおよそ270人の児童や教諭が参加しました。
交流活動には、在日ウクライナ大使館の教育担当であるインナ・イリナ書記官が出席。児童たちはウクライナについて学んだほか、一緒によさこい鳴子踊りを踊るなどして、交流を深めました。
(在日ウクライナ大使館 三等書記官 インナ・イリナさん)
「感動していたのは日本語だけじゃなくてウクライナ語でも頑張ってメッセージを書いてくださったことがすばらしいなと。日本の子どもたちやいろんな町・村でウクライナを応援しているということをぜひ伝えたい」
また、児童たちがウクライナの子どもたちに描いた絵手紙も贈られました。6年生85人が書いた絵手紙で、平和が訪れてほしいという願いやウクライナと日本の関係をより深めたいというさまざまな思いが込められています。
(児童)
「世界中の人たちが一緒に“戦争はだめだよ”と思ってほしい」
「ウクライナと日本の国旗を表してハートの形にしていつまでもウクライナと日本の関係性を深めたい」
「大変だし、不安だと思うけど“この戦争が終わる”という希望をもって過ごしてほしい」
絵手紙は、7月中にウクライナの子どもたちに届けられるということです。