IBCラジオのかつての人気番組「トップ40」が9日、1日限定の公開生放送で復活しました。25年ぶりとなる放送では、ランキングでの曲紹介とトークでリスナーとの絆を確かめました。


 「IBCトップ40」は、1974(昭和49)年にスタートし、1999年の終了までの放送回数は1299回。IBCに寄せられたリクエストと、県内レコード店の売り上げをもとにしたランキングを発表する日曜午後の人気ラジオ番組でした。


 9日盛岡八幡宮境内で行われたイベントで1日限りの復活を果たした番組のパーソナリティーを務めたのは、リスナーにはおなじみの大塚富夫アナウンサーと、番組を“知らない”世代の今井日奈子アナウンサー。
 ゲストには釜石市出身のシンガーソングライター・あんべ光俊さんが登場し、思い出を語りました。


(あんべ光俊さん)
「『遠野物語』がトップ40が十何週1位になって、『星の旅』もかなりの週1位になってとてもうれしかった。なので僕にとってはトップ40は光でした」

 公開生放送の会場には当時番組を聞いていたという多くのリスナーが駆け付け、クイズでのアナウンサーとの掛け合いなどでかつての人気番組の雰囲気を楽しみました。

(リスナー)
「(昔と)同じです。あの時のままです。本当に懐かしい。自分もあの時と同じという感じで歳はとったが気持ちは同じです」
「感動してしまって、オープニングの時はうるうるっときてたんですけども、ヒットチャートクイズにも当たって最高の一日になりました」


 IBCとリスナーの絆を確認する機会にもなった「トップ40」の復活。今回紹介した1980年のランキング1位は、ロス・インディオス&シルヴィアの「別れても好きな人」でした。