マイナンバーカードの普及などに尽力してきた高知市の松島研副市長が国に復職することになり、市長から辞令が交付されました。

7月12日付けで辞令が交付されたのは高知市の松島研副市長です。松島副市長は2020年7月、総務省から高知市役所に出向。任期中はマイナンバーカードの普及や申請窓口の開設のほか鏡・土佐山地区の通信環境の整備などに尽力してきました。13日付けで総務省に復職することになり、10日朝、高知市役所で辞令が交付されました。松島副市長は復職後、金融庁の総合政策局と監督局の参事官を兼務することになっています。

(高知市 松島研 副市長)
「コロナの交付金、その他を活用して政策を打つと、その反応がすぐに返ってくる、いい・悪い含めて。これは霞が関、都道府県では得られない稀有な経験だった。住民が望んでいることを素早く対応できたことがこの3年間一番よかった」

今後の副市長の担務は中澤慎二副市長が担います。