仙台市が障害福祉サービス事業所へ支払う給付金について、事務ミスが原因で合わせて2億円分の過払いと過少給付が生じていたことがわかりました。

障害福祉サービス事業所に支払う給付金について、仙台市は、去年11月にミスが発覚したことを受け、過去5年間の状況を調査しました。

その結果、「特別地域加算」と「重度障害者支援加算」で過払いがおよそ2970万円、過少給付がおよそ1億7490万円見つかりました。

今後、追加の支給や返還の手続きを進めるということです。仙台市は、「法令や事務手順の理解不足により算定を誤ったのが原因。チェック態勢を強化するなどして再発防止に努める」と説明しています。