山陰沖にのびた梅雨前線の活動が活発となっていて、島根県東部では、線状降水帯が発生しました。河川の増水など、災害の危険が高まっています。

記者
「午前8時の松江市です。道路が完全に隣の用水路と一体になっています」

島根県東部では、けさ線状降水帯が発生。激しい雨が降り続いています。

出雲市では、1時間に47ミリ、松江市鹿島では37.5ミリの雨を観測し、市内の各所で冠水しています。

松江市と出雲市は、災害が発生するおそれが高まったとして、市内全域の合わせておよそ37万人を対象に警戒レベル4の「避難指示」を発令しました。

あす午前6時までの24時間に予想される降水量は、島根県の多い所で180ミリ、鳥取県の多い所で120ミリとなっていて、引き続き厳重な警戒が必要です。