ロシアによるウクライナ侵攻から8日で500日。
ゼレンスキー大統領の側近の1人はJNNの単独インタビューで反転攻勢をめぐり、「一部でロシアの防衛線を突破した」と明かしましたが、各地で攻撃は続いています。
ゼレンスキー大統領側近取材 「一部で防衛線突破」

がれきと化した建物で救助活動を行う隊員たち。
ウクライナ内務省によると西部リビウで6日、ロシア側のミサイル攻撃があり、10人が死亡。
また、東部ドネツク州でも砲撃により1人が死亡したということです。
終わらないロシアによる侵攻は8日、500日を迎えます。

戦況やロシアの現状をどう見るのか。
ゼレンスキー大統領の側近の1人、ポドリャク大統領府長官顧問が首都キーウでJNNの単独インタビューに応じました。

部屋には東部の激戦地バフムトの兵士の写真が。

ウクライナ ポドリャク大統領府長官顧問
「バフムトがウクライナの管轄下に戻るのは時間の問題です」
いまは占領されているとしながらも奪還に自信を見せました。
先月上旬から始まったとされるウクライナ軍の大規模な反転攻勢は遅れも指摘されています。

ポドリャク氏は「ロシア側による地雷原や、ウクライナ側の兵器の不足は問題だ」と認めつつも「一部で防衛線を突破した」と明かしました。