新型コロナの感染が全国的に増加傾向にあることを受け、濵田知事は「高齢者施設におけるクラスター発生に最も警戒するべき」と述べました。

高知県内での最新の新型コロナの患者数は1医療機関あたり平均で5.43人と増加傾向が続いています。

濵田知事は「5月以降社会活動が活発化したことを反映したもの」と分析。沖縄を始め、全国的に増加傾向にあり、専門家から第9波に入った可能性が指摘されていることを受けて、今後の対策を次のように話しました。

(濵田省司 知事)
「特に高齢者施設におけるクラスター発生が第8波までの経験を踏まえると一番警戒すべきところだと思う。そういう状況になりましたら、ただちに希望がある施設について集中的検査を実施していく。これが当面の大きな対策になると思う」

10月に行われる参議院徳島・高知選挙区の補欠選挙については「当選者は県出身者の方が頼りになるという抽象的な思いがないわけではない」と述べました。